山上奥良

生まれてきてここまで生きてきて、海のない街に暮らしたのは数年間ぐらいでしょうか。

それほど、海に縁がある。遠くの岸が見えたり、見えなかったり。大航海時代に「あの海の向こうには何があるのだろうか」と冒険をした者たちがいたけど、海の広さは依然として我々をちっぽけにしてくれる。

さて、今週末は山に登る予定(おい)。登ると言っても、ズルをするw ロープウェイに乗って山の上の庭園へ。

この庭園は山の上だけにあるわけではないので、帰りはてくてくと少し下山をする。道中にも四季折々の草花が咲いている。だから帰りのロープウェイは、行きでは通過駅だった駅から乗ることになるだろう。

山の上でヤッホーは叫ばないけど、シャッターは切るだろう。ご飯はどうしようか。麓で食べておくか、着いてからにするか。

旅は始まる前からもう始まっているようだ。