街ピアノ

海外でちょっと騒がれ始めたものなんですけど、街ピアノというのが神戸でも始まった。

一般的な、誰もが行くような商業地の広場に、ピアノが置いてある。何をするかと言うと、通りすがりの人がそのピアノを弾くのです。

小学生のお嬢さんたちが主流のようだけど、腕の立つ上品なおじさま達が流れるように演奏していたりすることもあります。

誰がどれぐらい弾くのか、というのは決まっていない。思い思いに弾いたら良い。休日はピアノ待ちの人だかりができる。そういうのはお互いに常識の範囲でピアノを譲り合うのだと思う。

通行人は立ち止まって見ることは少ない。「ピアノの音色が流れてきてるな〜」といった軽い捉え方w 日常の広場にピアノと奏者が溶け込んでいる、それが街ピアノ。

海外ではプロやセミプロが街中で弾くのでおひねりが発生したりするようです。日本では、まあ、丁度演奏終わりの場面に遭遇したら拍手をする程度ですねw 

ピアノを弾ける人が何となくそこでピアノを弾いて、さっと去ってゆく。次の誰かがまた弾き始める。

街ピアノが日常を奏でる。