今週からプロ野球は交流戦に突入している。結果云々は各チームにそれぞれファンがいるのでコメントしませんw 今回はセ・リーグにはないけどパ・リーグにはあるものの話をしようかなと。
DH制度。「守らない、打つことに特化した選手」がDH。セ・リーグにはDHがなくて、投手がそのまま9番目の打者として打席に立つ。
パ・リーグの投手は打つだけのスペシャリストとの対戦もしなくてはいけないが、自分が打席に回ることがないので「チャンスの場面で投手に打席が回ってきた」時に代打を告げられてマウンドを降りることがない。今の自分の力を思いっきり試せる。
早い回に降板するとしたらそれは投手自身の問題。だからパ・リーグは力があって完投能力の高い投手が育つという理屈。
だからCentral Leagueの方にもDH制を導入しようぜ、というのは理屈としては納得できる。実際セ・リーグのレベルは上がるのかもしれない。メジャーリーグも聞いたところによるとDH制のあるリーグのチームの方が勝っているのだとか。
ただ、「この投手バッティング良いんだよなw」という楽しみはセ・リーグにはあると思う。これも一方的な展開になった時にはただ打席に立つだけで適当にスイングしてさっさと帰っていく消化バッティングになっていくのだがw
もっとDH制のないセ・リーグの良さを書ければ良かったけど、意外とメリットが浮かばないなw
やっぱりセ・リーグもいずれはDH制に移行していくのか?
そんなことより、チーム数を増やしてくれと言いたい。JリーグもBリーグも都道府県単位でチームがあったり、今は存在しなくても草の根活動をやっていて将来大きなチームを作ることを目指しているというのがある。
もうけっこう長いこと12球団だよね。DH制より球団数を増やしていく議論をしてもらいたい。自分の住む場所にひいきのスポーツチームがあるのはアイデンティティを感じられるよ、やっぱり。
メジャーリーグに倣うことが多い昨今の日本のプロ野球も、あちらの球団の多さ(30球団)にはなかなか目を向けようとしない。
やっぱりDHCだね?というCMが昔あった気がしたけど、そこだけを気にしていても仕方がない。野球をする人口を広げていかないとね。