一眼開眼

一眼レフを持って梅を撮りに行った。一眼レフで写真を撮るのは随分と久しぶりのような?

最後に撮ったのが昨年の12月と言うから、久しぶりというのは気の所為ではないということをiMacの写真アプリのアルバムが教えてくれた。

まだ咲き始めだった。咲き始めだが、つぼみを見れるのはこの時期だ。一足早く花を開かせている個体もあった。

片目でファインダーをのぞき、レンズの付け根に指を当てる。左右回しながらピントを合わせる。上手く構図が決まったら、カシャッ。このカシャッという音が小気味よくて気持ちが良いのだ。

スマホで撮るみたいに連続で短時間で撮るという軽快さは一眼レフを構えている時にはないけれど、ファインダーの中の四角い世界にどう収めていくのかという楽しみが沸く。

「写真を撮るのが趣味です!」と言うのに一眼レフを持っているかどうかが関係あるのかどうかは分からないが、一眼レフを買おうと考え始めた時期から写真を撮るのが好きになっていたのは間違いない。

飽きっぽい私だが、一眼レフが決して安くはないということが重しになっているのか、未だに続けられている趣味の一つになっている。